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カレー探偵事務所

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  • 06/19/17:18

Restaurant FLORAISON / KITA HOTEL

容疑者の中に医療関係者がいるとついつい意識してしまう。
人体や薬品に詳しい。たったそれだけの理由で。
1つの道を極めることで事で違う分野で専門家の予想を超える事を成し遂げてしまう。
それが人のスキルと言うものだろう。
カレーにも同じことが言える。
たとえばフレンチ。
フランス料理を極めたシェフはどんなカレーを作るのか。
セオリーに縛られず作られた『カレー』。
そもそも「スパイス」か「カレー粉」を使えばそれは『カレー』と名乗れるのだ。
「カレー味」でも「カレー風」でもなく『カレー』。

今日はここ「フローレゾン」で調査ランチだ。
以前ここに来た際に得た情報は「箸で食べられるフレンチ」「味・量・コスパが素晴らしい」「道産食材の多用」の3つだ。
今回助手Mはフルコースランチ「セイボリー」(1575円)。
私はアラカルトから唯一のカレー「ビーフカレーセット」(1365円)を注文。

FLORAISON.jpgとりあえずニンジンポタージュを一口。
うまい。なんだこのニンジンスープは。
期待値を高めカレー。大きなナスとズッキーニが目立つ。
さて一口。なんだこのカレーは!
思ったよりスパイシー。程よい苦味。甘みと酸味はあまりないが野菜を一緒に食べることでちょうど良い加減に。
丁寧に作られたスープとルーに溶けきった色々な野菜の味わい。
これはもしかしたら隠れたカレーの名店なのか?
そしてこの肉・・・これは・・・ステーキなのか?
興奮のあまり写真を取り忘れた。すまん。
間違いなく美味しい。今までのフランス風を超えたこれがフローレゾンのカレーだ。

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ジャンル フランス風カレー
TEL  011-531-0961
WEB  http://www.kita-hotel.com/rest.shtml
住所   札幌市中央区南14条西1丁目 キタホテル
交通手段 地下鉄南北線「幌平橋駅」から徒歩3分
駐車場  たしか有料
営業時間
 モーニング 7:00~10:00
 ランチ        11:00~15:00
 ディナー  17:00~22:00 (LO 21:30)
定休日 無休
総席数 あ・・・すまん
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下の地図だがBが店。Aが地下鉄の駅だ。参考にしてくれたまえ。


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あまいもの

カレーの後にはコーヒーが飲みたくなる。
コーヒーを飲むと甘いものが食べたくなる。

甘ければいいってもんじゃない。
カレーと一緒だ。
美味しくなければ意味がない。

十勝幸福行ビーフカレー

事件は絶え間なく起きているが私の求める情報はいつも少ない。
繋ぎ合わせ一本の「線」にするには、もっと多くの「点」が必要だ。

究極のカレーの定義とは…
もちろんそれは味だけではないはず。
コストパフォーマンスはもちろん場所…「どこで食べられるか」も重要だ。
どんなに美味しくても地球の裏側まで行ってられない。
逆に…どこでも食べられるならそれはそれで…

さて、なんの手がかりもないまま古畑任三郎のように自転車(私の場合は折り畳みだが)で事務所に戻ると、今泉のようなミラクルだけの役立たずとは違う働き者の助手Mがカレーを用意してくれていた。
maruha-nichiro.jpgそれがこれ「十勝幸福行ビーフカレー」だ。
『北海道加工食品フェアー優秀賞』を受賞したこのカレーは『箱』なら中辛と辛口があるが、この『缶』には何も書いてない。
そして量は箱の4倍入っている。
さっそく食べてみる。
具はわりとゴロゴロ。
玉葱の味と芋の存在感。芋のおかげか粘度は高め。
甘さ辛さは普通。苦味酸味など特になし。
普通の家庭のカレーだな。

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販売元  (株)マルハニチロ北日本
ジャンル レトルトカレー
TEL  0155-52-2101 (注文は 0120-02-8608)
WEB  http://www.direct.maruha-nichiro.co.jp/
住所   北海道河西郡更別村字更別字更別194番地5
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ルー?or スープ?

そう聞かれればルーと答える。
私が活動する札幌は空前のスープカレーブーム。
右を見ても左を見てもスープカレー屋。
猫も杓子もだ。
ルー派の私は余程の理由でもないかぎり、
わざわざスープカレー屋に出向きスープカレーを食さない。
別にスープが嫌いなわけではない。
ルーを愛しているのだ。

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印度カレー 小いけ 本店

前回の報告書にあるように元祖と本店は目と鼻の先だ。
この勢いで函館4食目…といきたいところだが。
せっかく函館に来た事だし、どうしてもラーメンを食べて帰りたい。
これは困った。まずは情報の整理だ。

元祖・本店の分裂の過程は前回の報告書の通りだが、
前回書かなかった事で気になることは…
1984年(昭和59年)創業者 小池義次郎 脳血栓にて病床へ
1984年(昭和59年)レトルトパウチ 小いけカレー ポーク(開封前常温保存 可)完成
「小いけのカレーが食卓へ」とのキャッチフレーズで販売
この一連の流れだ。
創業者が倒れたのをいいことに…と見えるのは気のせいだろうか。
息子が奥さんにそそのかされて…とか、自分の店が上手くいっておらず、当時すでに知名度を得た「小いけ」の看板目当てに…とか、
噂レベルだが実際聞こえてきた事実は確かにある。

次に元祖と本店の違いを整理してみよう。
元祖はバターと小麦粉と独自ブレンドのカレー粉を長時間炭火で炒める「こがし」。
そして鶏ガラやトンコツ、野菜、果物が入った特製スープを加えゆっくりとろみを…。
本店はバターと小麦粉を長時間炒めた「空こがし」。
そして独自ブレンドのカレー粉とマンゴー等のフルーツ甘味料を豚骨を2~3日煮込んだ精練されたスープと混ぜ合わせ…
なんやかんや作り方が違うな。作り方が違えば当然味が違う。
その味について調べ始めると本店のサイトの記述がどうも気になる。
伝統を守りながら新しい時代との調和融合を目指し…
創業者の意思を継ぎ新鮮な食材にこだわり…
素材を生かした新しい時代感覚と伝統に培われた製法の融合を図り…
…つまり創始者の製法ではないという事か?
一番気になるのは「昭和23年、当時函館でカレーをやっているところが無いこともあり、『印度カレー 小いけ』を創業」の記述だ。
なぜ気になるのか。それは五島軒の存在だ。
五島軒のパンフなどにはこうある。
「特に弊社のカレーは、五島英吉が創始し二代目若山徳次郎が大正期に完成させた伝統の一品です」と。五島軒は明治時代から函館に店を構えているのは言うまでもない。

b996fda7.jpegこれは一体どういうことだ。まぁとりあえず前述したとおり本店にはレトルトがある。
レトルトとは「今度はお店で食べたい」や「どうせならお店で食べればよかった」と思わせてなんぼの商品だ。つまり作り手側が「レトルトだから」「お店で食べれば何倍も美味しい」などの言い訳を言うことは許されない。
おなかも一杯だし今回はレトルトを買う事にしよう。
そんなわけでレトルトを買いに本店へ。
「元祖小いけのお客駐車厳禁」の看板や、サイト内の「現 元祖インドカレー小いけ称する」など、その書き方にはいちいち棘がある。いやむしろ笑えてくる。
今回はやはりベーシックなポークを選択。
もう一度言う。レトルトだからなどの言い訳は許さない。
たったひとつのスパイス見抜く、見た目は蛙、頭脳は人間、その名はカレー探偵K!

ae321e49.jpegんなこんなで後日レトルトを食す。
元祖と違って黄色くないな。では一口。
水っぽい。苦い。辛さしかない。ノドがヒリヒリする。旨み?どこにあるの?
生クリームのおかげか元祖に比べまろやかだが・・・
マンゴーチャツネ?それどこにあるの?

今まで公表してなかったが紹介してきたカレーには全て点数を付けていた。☆1から☆10だ。今回はあえて言わせてもらう。
・最低が☆1なので☆0を設定していない。
・好みって人もいる事を想定。
・言い訳を聞くつもりもないがレトルト。つまり温め具合やライスの違い。
以上を踏まえた上でも☆1だ。

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ジャンル インドカレー
TEL  0138-22-5100
WEB  http://www.koike-curry.com/
住所   函館市宝来町22-5
交通手段 市電宝来町から徒歩1分
駐車場  10台分あり
営業時間 11:00~15:00
           17:00~20:30 (LO 20:00)
定休日 水曜日(不定休)
総席数  38席
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下の地図だがBが店。Aが市電の駅だ。参考にしてくれたまえ。


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