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カレー探偵事務所

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  • 04/29/05:00

caf'e SAKURA

脇役はただの引き立て役ではない。
彼の存在如何で主人公の輝き方が左右される。
数年前から世の中ではその脇役にスポットを当てたスピンオフブーム。
本来の主人公から独立した作品もいいが、
私は「主人公が脇役として登場する」作品が好みだ。

さて今回はここ『caf'e SAKURA』だ。
オムライスと札幌では珍しい根室のソウルフード、エスカロップで有名な店だ。

9fbe5c77.jpeg 助手Mは店に入る前からエスカロップ870円と決めていたようだ。
私は・・・ふむ。デミソースに拘っているのか。
クリームソースも人気ね。だがしかしカレー一択だ。
しかしオムライスも味わいたいのでここはオムカレー860円だ。

まずはエスカロップ。
これは所謂白エスカ。筍入りバターライスだ。
結構好きな味。カツもデミソースもシンプルでよし。

43097033.jpeg

さて、あくまでメインはカレーだ。
おなかが空いていたのでついエビフライ150円をトッピングしてしまったが・・・正解。
想像より大きい2本のエビはサクサク。
他のトッピングも試してみたくなる。
そして主役のオムライス。うまい。
フワトロ=美味しい。という風潮はどうかと思うが、これは間違いなく美味しい。
さてカレーを。。。いいね。
玉葱・人参・挽肉・様々なスパイスを感じるが無駄に複雑ではなくいたってシンプル。
基本?ブイヨンの段階?なんだかデミとの共通点を感じる。
だがオムライスと合わせるためかトマトをより強く感じる。
カレーライスもこのルーならもしかしたら物足りないかもしれないが(まぁ試してみないとわからないが)、オムライスとの相性はすこぶる良い。
前回と続いてしまうがあくまで脇役カレー。
だがカフェで出てくるオムカレーとしてみたらものすごい完成度だ。

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ジャンル カフェカレー
TEL  011-695-8088
WEB  http://www.cafe7.sakura.ne.jp/index.html
住所   北海道札幌市手稲区稲穂三条6-11-1 
交通手段 JR星置駅から徒歩10分
駐車場  有り
営業時間 11:00~23:00 (LO 22:30)
定休日  なし
総席数  30席(2名席×5 4名席×5)
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下の地図だがBが店。AがJRの駅だ。参考にしてくれたまえ。


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びっくりドンキー 西野店

「カレー発祥の地はインド。世界初の探偵社はフランス。
つまりはフランスが探偵にとっての聖地になるのか・・・」
 DSC_0149.JPGそんな事を牛乳を飲みながら考える。
工藤俊作しかり、やはり牛乳は探偵によく似合う。
今の私と工藤俊作にどんな違いがあるのか探す方が難しい。
しいて言うなればベスパか折り畳み自転車か…くらいのものだろう。

さて今日のターゲットはここ『びっくりドンキー 西野店』だ。
店名が現在のびっくりドンキーになってから。
と考えるとここが1号店。つまり聖地。
「みよしの狸小路店」に並ぶ札幌2大聖地のひとつだ。
DSC_0150.JPGさて何にしようか。名物のデカすぎるメニューを見る。
しかし今回のオーダーはシンプルに。
助手Mはエッグカリーバーグデッシュ150g848円。
で、私はチーズカリーバーグデッシュ150g879円。

 丸い木皿に載って運ばれてきたのは肉厚で肉汁たっぷりなジューシーハンバーグ。
そしてサラダ。ライス。カリールー。
さぁ実食。
 DSC_0155.JPG最初は苦味を感じるが後には酸味が残る。
基本甘めの仕上がりだが思ったよりスパイシー。
塩分高めでひき肉多めのキーマ風なルーはジャンキーな感じで若者うけしそうだ。

しかしあまり出しゃばらずあくまで脇役に徹している。
「私はハンバーグさんの脇役。ただのソースです」って感じ。

さてトッピングだが。
目玉焼きはカレーとの相性◎
チーズはハンバーグとの相性◎
しかしふたつ一緒だとくどいかも。

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ジャンル ジャンク
TEL  011-669-2263
WEB  http://www.bikkuri-donkey.com/shop/bm_shop.html?cond1=301
住所   札幌市西区西野3条3丁目4-7 
交通手段 地下鉄発寒南駅からバスが最速か?
駐車場  有り
営業時間 10:00~05:00
定休日  なし
総席数  沢山
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満寿屋のバターパン

DSC_0137.JPGどうも、パンや甘いものにも目がない助手Mです。
今回「帯広に来たのだから」と、地元の老舗パン屋さん満寿屋(ますや)へ。
豆の美味しい十勝、あんぱんや豆ぱんもおすすめですが、助手Mのいちおしは「バターパン」115円。
懐かしい味のバタークリームが、ほんのり甘いコッペパンに挟まっているだけのシンプルなもの。
この味が堪らない!
 

カレーショップ インデアン まちなか店

移民により住む土地を追われ奴隷となったり強制移住させられたり。
それが先住民だ。だが、もし・・・
人々に受け入れられ、その土地に根付き、むしろ新しい文化が入ってこれないほどの存在になったら。

大阪に「インデアンカレー」という大人気老舗チェーン店がある。
B級グルメの王様「金沢カレー」の源流のひとつであり、同名のチェーン店「インデアンカレー」のオリジナルがそれである。
そしてその味に惚れ込み、その味を地元に持ち込んだ一人の男がいる。
しかも味だけではなく店の名前も店のマークまで真似る大胆な男。
それが帯広の大魔神(勝手に命名)こと藤森商会の社長の藤森だ。
もしかしたら会長かもしれない藤森だ。
カレーチェーン出店率8割を誇るココイチすら撤退させ、「カレー専門店」。特にルーカレーのお店を殆ど出店させないこの魔神は函館の道化師と肩を並べる北海道の2大悪魔なのかもしれない。

そんな訳で今回はここ「カレーショップ インデアン まちなか店」だ。
ind.03.JPGさて、いきなり困った。ここのルーは3種類。そしてトッピング。基本やオススメの組み合わせをスタンダードメニューとしていくつか載せている。
まず必ず食べたいインデアンルー。スタンダードには唯一ハンバーグとの組み合わせが。オススメなのか?次に野菜ルー。これはトッピングを足したメニューが載ってない。
最後にベーシックルー。これは4種類もの組み合わせがスタンダードの中に。なんでも合うからベーシックなのか?そして一番下のシーフードは、、、トッピングにないではないか。
ルーのお持ち帰りもあるがここで食べ比べたい。
ほんの数時間前にたらふく寿司を食べた私と助手M。
迷う。時間はない。ならば。答えは一つ。

ind.01.jpg手前からベーシックルーの「カツ」630円。真ん中が野菜ルーの「野菜」のルーのみ(つまり持ち帰りを持ち帰らず)294円。そして奥がインデアンルーの「インデアン」399円だ。
いざ勝負。
むむ。どのルーもバランスが絶妙で美味しい。
まず野菜。果物と野菜の甘みがいい。野菜ゴロゴロ。これだけ入ってるならたしかにトッピングは要らないかも。素朴とも言えるが親しみやすい子供でも食べやすい家庭的なカレーだ。
そしてベーシックルーのカツ。ザ・洋食。苦味を効かせて大人の味。ビーフの旨味がよく出ていて、確かに色々なトッピングに合いそうだ。スタンダードに多いのも納得。ベタにチーズもいいがシーフードを一度試してみたい。
最後にインデアンルーのインデアン。基本はベーシックなんだろうが、細部の拘りが感じられる。スパイス感が強く若者うけしそうだ。しかし酸味も効いていて下の肥えた人も楽しめる味。濃いだけではなくコクもあり、この粘度の高さ。これは中毒性が高い。
三種類のルーは全部正解。好みの問題。
そしてこの値段。さすがだ。おなかいっぱいです。

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ジャンル インデアン
TEL  0155-20-1818
WEB  http://www.fujimori-kk.co.jp/inmenu/inmenu.html
住所   帯広市西2条南10丁目
交通手段 JR根室本線「帯広駅」下車、徒歩5分
駐車場  3台分有り
営業時間 11:30~22:00
定休日 元旦のみ
総席数 えっとねぇ・・・
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コクとはなにか?

もはや避けては通れない問題だ。
味覚の論議は世界各地で何百年も続いてるが甘味・酸味・苦味・塩味・辛味の五味が一般的だが、
現在の日本では辛味は痛みであり塩っ辛い=鹹味(かんみ)とし、日本独特のダシの旨味を加えた、
甘味・酸味・苦味・鹹味・旨味の五味に落ち着いている。
ではコクとは一体なんだ?その研究も進んでいる。
ポイントは『舌への吸着率』『味の持続時間』『アミノ酸値』・・・そして『雑味』だと思われる。

細かい説明は省くが甘味でも辛味でもその出所が1つではダメなのだ。
たとえば炒め玉葱と果物の甘み。それぞれの違いがあるからこその甘み。
苦味・酸味・辛味も同様。それによって深みが出てコクが出る。
そして一番大事なのが雑味。
あえて少し焦がした野菜炒め。コンソメスープに緑茶。スイカに塩。
一見余分に見えるがそれにより本来の味が協調され旨味を感じられる。

k.02.JPGそういった要素の総合が『コク』ではなかろうか。

甘味はこれ。辛味はこれ。とりあえず濃くしてトロミをつけて・・・
それでは『コク』はでないのだ。

様々な具材やスパイス。その複雑な方程式は簡単には解けないのだ。
じつに面白い。
 

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