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元祖インドカレー 小いけ
『本家・分家の血で血を洗う家督争い』やはりこれがあってこその田舎だろう。
そしてここ函館にもあった。
『元祖・本店のカレーでカレーを洗う骨肉の争い』が。
骨肉…豚骨とか鶏ガラ?肉は普通に牛か豚か鶏か。
そしてその舞台が『小いけ』だ。
まずは地図を見てほしい。この2店の距離を。
実際店の入口から、もう1店の入口まで約30メートルだ。
なぜこんな事が…。ざっと説明するとこんな感じだ。
①創業者が病気で倒れる
②社名変更 ・閉店 ・従業員解雇
③創業者の弟子に土地、建物売却
④創業者逝去 ・息子が代表就任・新築開店(現・本店)
こんなところだ。
②と③が誰の意思によるものなのかが気になる。
「1番の問題…それは創業者が誰にもレシピを教えてないと言う「噂」だ。
土地建物を手にした弟子の店(元祖)と、別の店を経営してた息子夫婦の店(本店)のどちらが創業者の味を再現してるのか…どちらが昭和23年から続く『小いけ』の名を継ぐべき店なのか…
すまない。そんな事は二の次だ。
知りたいのはただひとつ。
美味しいのはどちらか。それだけだ。
真実はいつもひとつ!
今回、函館3食目に選んだのは「元祖 小いけ」だ。
まさに大衆食堂。このレトロ感。これだけでも来た価値はある。
店内を見ると色々な記事の切り抜きなどが貼られている。
北海道ライスカレーグランプリ5位?
そんな大会は知らないがなぜか期待が膨らむ。
さて、まずは助手Mのカレー620円だ。一応ここのノーマルでありベーシックであるポークカレー。
なんともノスタルジックでオシャレなお皿。そしてソースボートに入ったルーは黄色い。
まさに「ザ・ターメリック」。
そして私のカツカレー890円。ルーは同じものだ。
こちらはすでにルーがかかっている。
薄いカツが何枚も並べられている。
衣ばっかり厚いカツより好感が持てる。
ではルーを一口。
まず辛い!次に苦い!そして粉っぽい!
しかし嫌な感じではない。複雑なスープとの一体感もある。辛さが強烈で酸味などは感じられないがどこか深いコクがある。ほんのり感じるこの甘味は…バナナか。ただ「辛いだけ」とは何かが違う。口の中は辛いがノドも胃もヒリヒリしたり熱い感じはなくスーっと抜ける気持ちの良い辛さだ。
次にカツを一口。
お。サクサクだ。ルーを吸ってもそのサクサクは失われていない。これは単純にカツ丼としても食べたいカツだ。
好みは分かれそうだが、これが「癖になる辛さ」ってやつなのかもしれない。
私も特別好みではないが、また食したいと思った一皿だった。
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ジャンル インドカレー
TEL 0138-23-2034
WEB http://koike.tv/
住所 函館市宝来町22-4
交通手段 市電宝来町から徒歩1分
駐車場 4台分あり
営業時間 11:30~21:00 (LO 20:30)
[火] 11:30~14:30 (LO 1:00)
定休日 1月1日
総席数 26席(円状カウンター10席、壁側カウンター6席、テーブル4名席2、2名席1)
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下の地図だがBが店。Aが市電の駅だ。参考にしてくれたまえ。
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ラッキーピエロ 本町店
マクドナルド・・・0店舗。 ロッテリア・・・・1店舗。 モスバーガー・・・2店舗。
フレッシュネス・・・1店舗。 サブウェイ・・・0店舗。 ドムドム・・・1店舗。
ケンタッキー・・・3店舗。 ミスタードーナツ・・・4店舗。
約28万人というキャパシティがあるにも関わらず、街を牛耳る奴等の前では大手企業もこの為体。
これがソウルフードの力ってやつだろうか。
奴等の根城は上記した大手の総数を上回る15店舗だ。並大抵のソウルフードではなさそうだ…ご当地バーガー全国No1 金賞受賞」の看板は伊達じゃない。
幸運の道化師を名乗る奴は明智小五郎に一蹴された地獄の道化師よりも手強いのかもしれない。
函館2食目はここ「ラッキーピエロ」だ。
この通称ラッピの店舗はそれぞれの店にコンセプトがある。
今回は助手Mの希望で「クリムトハウス」というコンセプトの本町店に来た。
ラッピの一番人気は何と言ってもチャイニーズチキンバーガー350円なんだが実はオムライスやオリジナルカレー420円にも定評がある。
そしてこのカレーの中での一番人気はこのチャイチキが三つ入ったチャーニーズチキンカレー700円だ。
私はチャイチキカレー。助手Mはチャイチキバーガーとオリジナルラキポテ300円。ホットコーヒー200円は店内なら100円だ。
なんだこのカレーの量は。通常420円でこの量は多すぎるだろう。これは学生なら喜ぶな。実際店内は制服を着た学生ばかりだ。
さてカレーを一口。
想像より辛い。想像より濃厚。想像よりマイルド。
辛さはスカっと抜けて後味よし。
甘じょっぱいチキンと合わなくもない。
複雑だがケンカはしてない。
まさに「ザ・家庭のカレー」って感じか。
悪くない。また食べたい。次回はチーズカレーにしようか・・・
バーガーも色々試してみたい。
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ジャンル 家庭カレー
TEL 0138-56-4469
WEB http://www.luckypierrot.jp/shop/honmachi.html
住所 函館市本町4-18
交通手段 市電五稜郭公園前から徒歩2分
市電中央病院前からでも徒歩2分だ。しかも10メートルほど近いぞ。
駐車場 無
営業時間 10:00~00:30 (LO 0:00)
[土] 10:00~01:30 (LO 1:00)
定休日 無休
総席数 24席(詳細は失念した・・・)
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下の地図だがBが店。Aが市電の駅だ。参考にしてくれたまえ。
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五島軒 レストラン 雪河亭(せっかてい)
老舗…レトロ…港町…美人女将…断崖絶壁…
文字列を見るだけで事件の香りがするのは気のせいだろうか。
究極はどこにあるかわからない。
今回は助手と共に函館まで足をのばすことにした。
早朝からJRに乗り込みのんびり現地まで。
時刻表が苦手な私はただただ何事も起こらないのを祈るだけだ。
トラベルミステリーが起きても頼れる十津川警部は今日はいないのだ。
気が付けば函館。すぐさま市電に乗りかえ移動する。
まず1食目は「ザ・老舗」五島軒だ。
ここのカレーを食べていない事がばれると「もぐり」と言われかねない。
まずロシア料理。
2代目がフランス料理。
そして現在の看板メニューはイギリス風カレー・・・
そう聞くとこの五島軒という列車が走る線路はやたら紆余曲折しているようにも聞こえる。
きちんと何処かに到着しているのだろうか。
まぁその答えは自分の舌が教えてくれるはずだ。
さて今回私が頼んだものは「明治の洋食セット」2100円。その内容は・ポタージュスープ・明治の洋食盛り合わせ(蟹コロッケ・ミートコロッケ・エビフライ・ビーフシチュー)・イギリス風ビーフカレー(中辛)&ライス(小)・野菜サラダ盛り合わせ・アイスクリーム小菓子添え・コーヒーだ。そして助手Mはフランス風ビーフカレー(甘口)サラダ、コーヒー付き1280円とデザートにセットで300円になったガトーショコラだ。
まず運ばれてきたのは薬味だ。オシャレレストランは薬味もオシャレだ。
セットはプレートに乗り運ばれてきた。いただこう。
ふむ。サラダもコロッケも普通だ。しかしスープはかなり美味しい。
カレーを一口。
結構苦いな。しかし野菜などの苦味とはなにか違う。これはカラメルか?
苦味の印象が強く甘味も酸味も感じられない。
辛味は舌にピリっと。思ったより後に引く辛さだ。
しかし所謂「カレーのスパイス」という感じはない。もともと欧風はスパイスからではなくスープ料理にスパイスを加えカレー味にしたもの。スープベースのこのカレーこそまさに欧風カレーなのか。
よく言えばお上品。悪く言えばパンチのかけらも見当たらない。
助手の頼んだフランス風だが…基本は同じに感じられる。
メニュー上、中辛と甘口の違いはあるが辛さはあまり違う感じがしない。
ただ、生クリームのおかげか結構ミルキーマイルドで食べやすい。
助手Mはかなり気に入っている様子だ。
なるほど。上品で繊細な欧風カレーを所望するならフランス風って事か。
ガトーショコラもまぁまぁだったしな。
今日の正解は、
フランス風カレー1260円
本日のポタージュスープ740円(単品注文)
お好みでデザートってとこか。
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ジャンル 欧風カレー
TEL 0138-23-1106
WEB http://www.gotoken.hakodate.jp/
住所 函館市末広町4-5
交通手段 市電十字路から徒歩5分
駐車場 有
営業時間 11:30~21:00
11:30~20:00(1月~3月)
定休日 無休
総席数 114席(詳細は失念した・・・)
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下の地図だがBが店。Aが市電の駅だ。参考にしてくれたまえ。
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激辛
カレーとハンバーグの店 カリー軒
エルキュール・ポワロとアーサー・ヘイスティングズ。
湯川学と草薙俊平。そして杉下右京と亀山薫。
挙げ続ければきりがない。それが相棒だ。
探偵と助手。刑事と物理学者など組み合わせも様々だ。
それぞれの役割分担があり、相乗効果で1+1の答えを3にも4にもする。
それが相棒だ。
カレーにも同じ事が言える。
様々なスパイス、野菜、果物、肉、ブイヨン等など・・・
ただ足すだけじゃ大きな数字にはなりえない繊細な方程式。
それがカレーだ。
だがそれだけでは終わらない。そこに登場するのが相棒だ。
1番有名な相棒は「カツ」だろう。
次点で「コロッケ、目玉焼き、エビフライ、角煮」ってとこだろうか。
どれもこれも単品なら主役級のメンツだ。
さて今回のカレーと今回の相棒はどんな相乗効果を生むのか。
今回のお店は「カリー軒」だ。
メインメニューは「ハンバーグ」と「カレー」。そして「スパゲッティ」も美味しいとのことだ。
私が選んだのはもちろん「ハンバーグカレー辛口(サラダ付)」1150円。
12:00に入った店内は、平日なのに常に席の八割は埋まっており中々盛況なようだ。
5分後に注文し、運ばれて来たのは20分後。
これだけ混んでて三人でやってるからこのくらいは仕方ない。
さて運ばれて来たのは普通のサラダと思ったよりボリュームのあるカレー。
その上には直径10cm以上のハンバーグだ。
とりあえずルーを一口。先ずは甘い。そして後はノドに辛い。
酸味も苦味もあまりない。深みはないが美味しい。
所謂「街の洋食屋さんのカレー」だ。ご飯も美味しくカレーにも合う。
次にハンバーグだ。大きい。そして厚い。
切ってみると「これでもか」ってくらい肉汁が溢れてくる。
このハンバーグは結構美味しい。ソースも美味しい。
最後まで食べるには飽きるかもしれないシンプルなルーも、このソースのかかったハンバーグと一緒に食べると違う表情を見せる。
1+1の答えが2をこえた瞬間だ。
しかしこの多過ぎる肉汁、ご飯に絡むと…くどい。ご飯の美味しさ半減。
1+1の答えが2に戻った瞬間だ。
ちなみに。助手Mからもらったナポリタンも麺がモチモチしてて美味しかった。生姜焼も美味しいって噂だ。
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ジャンル 欧風カレー
TEL 011-856-0141
WEB http://okkart.web.fc2.com/curry/
住所 札幌市豊平区月寒中央通2-1-16 コスモビル 1F
交通手段 地下鉄東豊線「月寒中央駅」「美園駅」共に徒歩10分以内
駐車場 3台分くらい?
営業時間 お昼の部 11:00~15:00(LO 14:30)
夜の部 18:00~21:00(LO 20:30)
定休日 日曜・祝日
総席数 22席+α(テーブル2名席4 4名席2 カウンター6)
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